外陰部のできもの(外陰部毛嚢炎(毛包炎))

デリケートゾーンに何かできている…、触ると痛い、にきびみたいに赤く腫れている、という方は一度ご相談ください。外陰部にできものがある場合に考えられる病気をご説明します。

外陰部毛嚢炎(毛包炎)とは?

外陰部のできもの外陰部毛嚢炎(毛包炎)できものというのは、毛穴の奥で起こる炎症のことで、傷口から細菌が感染することで起こります。
外陰部以外にも、首の後ろ、太腿、お尻など、お体のどの部分でも起こります。

毛嚢炎の原因

毛根を包む「毛包」が傷つき、そこから黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球などの細菌が侵入することでできものや炎症を引き起こします。
外傷以外にも、長い期間、皮膚が湿り続けていたり、ステロイド薬を塗っていたりすることなどが原因で起こる場合があります。

毛嚢炎の症状

毛穴が赤みを帯びたできものが盛り上がり、軽い痛みやかゆみをともなうことがあります。
外陰部毛嚢炎(毛包炎)が悪化したものを「せつ」と言い、硬いしこりのようになり、強い痛みや熱感が現れます。
さらに悪化したものを「よう」と言って、より強い痛みと熱感、場合によっては体調不良を引き起こすことがあります。

毛嚢炎の治療法

外陰部のできもの(毛嚢炎(毛包炎))の治療

症状が軽ければ特に治療は必要なく、患部を清潔に保つことで改善させることが可能です。
ただし痛み・かゆみなどの症状が強く現れていたり、なかなか自然に治らなかったりするような場合には、抗菌薬を使った治療などを行います。

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TEL.078-821-0303